「神無月」ですが、八百万の神々が集まる島根(出雲國)では「神在月」となります。
毎年旧暦の10月10日(令和二年は11月24日)出雲大社から西へ1キロのところにある「稲佐の浜」では神迎神事が執り行われ、出雲大社神楽殿において神迎祭が斎行されます。
神々が、一堂に島根に集まるこの時期には、他の季節とは異なる空・雲模様が現れます。
神々しいまでの夕日。稲佐の浜・日御碕・宍道湖と場所は違えどもその荘厳な空気感に身を浸してみてはいかがでしょう?
当社境内上空でも、日が落ちた後に茜雲が広がりえもいわれぬ美しさに、知らず知らずのうちに手を合わせてしまう。そんな機会が多々あります。
令和二年の中秋の名月も素晴らしく、境内上空の十五夜。
松江の大橋川の十六夜では、蒼鷺(あおさぎ)までもが月の美しさに見惚れていたのでは?
季節の移ろいに神恩感謝を忘れずに。
大橋川の蒼鷺

大橋川からの十六夜
神在月二日の空