令和七年弥生九日(大安) 今年は例年より遅かった境内の白梅もようやく満開になりつつあります。蝋梅の匂いとは違い、儚い梅の香りが近づくと漂っていることがわかります。「桜伐る馬鹿梅伐らぬ馬鹿」と言われるように、一日ごとにその枝が伸びていく様が見えます。睦月の蕾を撮影し、如月にも同じ枝を撮影しようとしたら、手の位置が違い、弥生には背丈が届かず同じ枝は撮影できずでした。明日は、今年最初の天赦日です。枝には手が届かなくとも、空に向かって手を伸ばすつもりです。