令和五年弥生十九日(大安)
年事の暦に合わせて決まる初午祭。
当社は旧暦でその年の初めての午の日です。
今年は三月一日の初午祭に執り行いましたが、例年よりかなり暖かくお参りになる方も
多かったように思います。
寒暖の差がある日もありますが、日中は春本番。
時には初夏を思わせるような風が吹くこともあります。
この時期は、境内の花たちも少しづつ蕾を膨らませるのですが、
どうやら今年は一気に桜が咲きそうです。
すでに、境内後方の杏の花は、満開になっています。
当社の開運ぼんぼん桜(八重桜)は、まだ蕾ですが開花が待ち遠しです。
また、境内には、桜だけでなく、多くの椿が見られます。
お参りになる方に「お花ご覧になりました?」とお声をかけるのですが、
言われて初めて気づかれるようです。
空を見て、雲を眺め、風を感じ、花を愛でる。
花鳥風月。忘れずに過ごしたいものです。