令和四年の大祭には多くの方がお詣りくださり、
大神様に神恩感謝などをご祈願なさいました。
コロナ禍前までは、境内開放イベントとして賑やかにしていましたが、
今年もまだ収束していなかったため自粛せざるをえない状況でした。
イベントは行いませんでしたが、奏楽士の岩佐洋一氏がご助勤くださり
社殿から境内~近隣まで笛と太鼓の音色が鳴り響いていました。

また巫女が御祈願の際と大祭式に奉納巫女舞をいたしました。
今年の大祭は、一粒万倍日と天赦日が重なりましたが、夏至の日も一粒万倍日と巳の日。
さらに、陰陽五行説に基づく吉日とされる「天一天上(てんいちてんじょう)」でもあります。

吉日には何かを始めなければと焦らずに、自然の風を感じるだけでも良いのです。
「自然の風」も感じることが出来ない環境ならば、空や風、森、木々の音、木漏れ日など
自然にまつわるイメージをされてはいかがでせうか?
心はいつでも自由に自然界と触れ合うことができますから。

そして、六月三十日は夏越之祓。
令和四年の半年分の凝り固まった心を穢れと一緒に解き放つには良い機会です。
大神様のご加護をいただかれますやう願っております。
夏越之祓看板