令和三年の初午祭も終わり、郵送の方々への神札発送もひと段落。
この間に、地元のCATVの取材も受け、メインキャスターに境内を案内し、
改めて当社の歴史を振り返りました。
当社の公式Webサイトの由緒にもありますが、12世紀まで歴史を遡ることができます。
詳しいことは由緒には記載していませんが、実は以下の文章が残っています。

「末次地方拓殖の産土神社として、はたまた藩庁の守護神として、藩主の特なる崇敬ありて
藩庁の一部に斎き祀れり。後年、俗にいう「御厩火事」により延焼し、重要古書類を焼失せしも、
宝暦癸酉歳二月初八日の日付なる“奉改造稲荷大明神・若宮八幡宮~社一字”の古棟札(この外、江戸期に於る修覆の棟札多し)・・・」とあります。現在の寺町に鎮座したのは明治二十一年十二月十日ですので、今から百三十三年前になります。
撮影クルーから「そんなに前からあるとは…」との感想。
実は、気づいてないけれど、周りに古くからある物・事があります。
気づくことができるのか、気づかないのか。いつか気づく日を待っているのかは人それぞれ。
足元ばかりを見るのではなく、少し上を向いて俯瞰してみませう。
初午祭夕方

空の羽
光のかげ